J.フロントリテイリンググループは現行の中期経営戦略において、重点戦略のひとつに「リアル×デジタル戦略」を掲げ、リアルとデジタルを融合させた新たな体験価値の創出に取り組んでいます。 デジタルテクノロジーを活用したあらたなビジネス領域を考えたとき、メタバース・web3の領域に大きな可能性を感じ「メタバース・web3プロジェクト」を発足しました。
商業施設という空間、あるいは、ショッピングの体験価値を次に変えるものは何か__。 スマートフォンの普及により、誰もがスマホを使うようになり、24時間いつでもどこでもインターネットに常時接続するような時代になったことで、私たちの生活は大きく変化しました。では、次の変化はどこで起きるのでしょうか。 いまはweb3の時代への過渡期であり、スマートフォンがより高機能化してきていますが、近い将来のどこかのタイミングで、次世代のデバイスとしてスマートグラスが登場し、ブロックチェーンを使った様々なサービスが生まれ、さらにはAIが日常的に使われるという世界が想像されます。 そんな未来に、リアルでもバーチャルでも、メタバース・web3を活用して楽しさを作り出し、お客様に新しい体験をご提供するために、プロジェクトでは、社内外との勉強会や、お客様にXRを体験いただくイベントなどを開催するところからスタートしています。
GINZA SIXにゲームの世界を拡張。リアルメタバースの可能性を探る
J.フロントリテイリング(以下、JFR)は、GINZA SIX 「銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM」で、2023年4月21日から23日の3日間にわたり、人気ゲーム「Identity V 第五人格」の世界をリアルに拡張したイベント「SCARZ Real Metaverse with Identity V powered by STYLY」を開催しました。 メタバース ・web3プロジェクトの一環であるこのイベントでタッグを組んだのは、プロesportsチーム「SCARZ」を運営するJFRグループのXENOZと、CVC出資先企業でメタバーステクノロジーを開発するPsychic VR Labの2社。イベントの開催に深く関わった各社のキーパーソン4人に、企画の背景や狙い、手応えを語ってもらいました。
企業の枠を越えて繋がる時代へ 。「REV WORLDS」の仕掛け人とメタバースの未来を語り合う
J.フロントリテイリング(以下、JFR)グループは、「三越伊勢丹・大丸松坂屋・パルコのキーマンが語る。メタバースで拡張する我々の未来」と題した社内セミナーをオンライン開催しました。セミナー開催を告知すると、「メタバースに関わる部署ではないが、参加できるのか」などの問い合わせが相次ぎ、当日は約200人が参加。メタバースに対するグループ社員の関心・期待の高さが浮き彫りになりました。そして特筆すべきは、三越伊勢丹の仲田朝彦さんが登壇者の一人として加わっていること。JFRグループの社員教育の場に、なぜ競合他社の仲田さんが顔を並べているのでしょうか。企業の枠を越えてどんなことが語られたのでしょうか。
ショッピング体験の価値を上げる 。プロジェクトメンバーたちが構想するメタバース活用の未来
J.フロント リテイリング(以下、JFR)グループは、メタバースを活用した次世代ビジネスモデルの構築を目指し「メタバース事業プロジェクト」を発足しました。プロジェクトを率いる林直孝さん(執行役常務 グループデジタル統括部長)、新島豊さん、洞本宗和さんのもとに、社内公募に手を挙げた4人が集結。7人のプロジェクトメンバーは今、どんな未来を構想しているのでしょうか。